Overcoming Limits (2011)
①クサさ ★★★☆☆
②高揚感 ★★★★☆
③衝撃度 ★★★★★
④演奏力 ★★★★☆
⑤構成力 ★★★☆☆
⑥ジャケ ★★★★☆
⑦満足度 ★★★★★
かのAngraのEdu Falaschiがプロデュースした新星的バンド、Age Of Artemisの1stです。
こうしたバンドのデビュー作にしてはジャケット、サウンドプロダクションともに優れており、収録曲もエドゥのアドバイスあってか全体的にスピード感があり日本人に大受けしそうな感じの粒ぞろいなものです。
#2 Echoes Within★★★★★
壮大なイントロに続いて始まる高揚感に溢れ、臭いメロディーも兼ね備えた至上のオープニングナンバーです。ツーバスドコドコですがキーボードも活かし、単調になりません。最後はまた壮大なクワイアで締めます。
#3 Mystery★★★★☆
中途で拍子が変わるなど、ちょっと捻りの入ったスピードナンバーです。二回目のサビ前のハイトーン（hiF）が最大の見せ場ですね。ベースソロもギターソロもレベルが高いです。
#4 Take Me Home★★★★☆
優しいバラードです。Bメロのメロディーとギターソロが特に美しいです。
#5 Truth In Your Eyes★★★★☆
ミドルテンポ寄りのきょくですが、楽器隊の演奏技術的は満喫できます。また、間奏後のヴォーカルもすばらしいです。
#6 Break Up The Chains★★★☆☆
複雑なリフから始まります。サビはスピーディーですが、全体にはこのアルバムの中では地味な方。といってもこのアルバムのレベルが高いんですけどね。ギターソロは相変わらず素晴らしいですし。
#9 God, Kinds And Fools★★★☆☆
本作最大の長尺曲です。妖し気な雰囲気のミドルテンポパートが長いのは、次作への萌芽を感じますね。しかし優しいバラードパートもあり、5分半からのサビはくさいです。ちょっと長さを感じさせてしまうのはちょっと技量不足かな。
#10 Till The End★★★★★
イントロのピロピロギターからしてかっこいいスピードナンバーです。サビは高揚感に溢れ、間奏の超速弾きパートもどんどん盛り上がっていきます。終わりよければすべて良し（他もいいんですけどね！）
