The Waking Hour (2014)
①クサさ ★☆☆☆☆
②高揚感 ★☆☆☆☆
③衝撃度 ★★★☆☆
④演奏力 ★★★★☆
⑤構成力 ★★★☆☆
⑥ジャケ ★★★★☆
⑦満足度 ★★☆☆☆
ブラジルの新星Age Of Artemisの2ndです。今回は前作と作風が変わり、スピードナンバーではなく、ミドルナンバーが中心の構成になっています。曲調もやや妖し気だったり陰のあるものが多く、前作がポストAngraと言っても差し支えない出来だっただけに、期待はずれとの声も大きいアルバムになってしまいました。相変わらず技術は悪くないのですけれどね。過渡期ということで次作に期待。
#2 Under The Sun★★★★☆
ちょっとAngraのAurora Consurgenceを彷彿とさせるイントロから始まるミドルナンバーです。ファンの期待するスピードナンバーではなかったかもしれませんが、暗めでアグレッシブなAメロから透き通ったサビメロに入る様はさながら地下から太陽の光を見つけたときのような感動があります。最後はhiFという高音になります。
#4 The Waking hour★★★☆☆
重厚なミドルナンバーですが、サビはなんとも不思議な幻想的なような、暑さを感じるような、独特のくさみのある曲調になります。
#6 Melted In Charisma★★★☆☆
インド風?のような妖し気な雰囲気でヘヴィなリフから始まります。間奏のベースソロそんな感じです。サビは#4に似ていますが、地味にくさいです。
#7 Childhood★★★☆☆
ブラジリアンなパーカッションから始まるまたまたミドルナンバーです。Bメロは優しい感じで胸にじんわり来ます。サビは陰りがありながらも力強いメロディーで、聴いていて心地よいです。
#9 Exile★★★☆☆
印象的なリフから始まるミドルナンバーです。ちょっと演歌や歌謡曲的なメロディーラインは日本人にも受けるのでは。ベースが地味に激しく動いていたりと、聞きどころはあります。
#11 Winding Road★★★☆☆静かなバラードです。サビはじんわりクサイです。終わり方としては悪くないかな。