メタルもいろいろあるけれど

メタルを中心とする音楽に関して書くブログです。

Grand Illusion (2005)


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①クサさ ★★★☆☆

②高揚感 ★★★☆☆

③衝撃度 ★★★★☆

④演奏力 ★★★☆☆

⑤構成力 ★★★☆☆

⑥ジャケ ★★★★☆

⑦満足度 ★★★★☆

 

Nocturnal Ritesの7thです。前作まであったスピードナンバーは鳴りを潜め、全体にミドルナンバーで構成されています。しかし相変わらず全体の曲のレベルは高く、キラーチューンには欠くものの充実しているのがよく分かります。

 

#1 Fools Never Die★★★☆☆

比較的シリアス目なミドルナンバーですが、サビのメロディーはエモーショナルで聴き応えがあります。ここぎスピードナンバーではないのがこのアルバムの性格を象徴していますね。

 

#2 Never Trust★★★☆☆

キーボードがスリリングなリフから始まり、Aメロはオーセンティックなメタル。Bメロはアツい哀愁があり、サビはまたまたスリリングな感じ。盛り上がりもあります。

 

#3 Still Alive★★★★★

比較的アップテンポな曲です。サビはクサクサで盛り上がりがあり、たまりません。ギターソロもクサカッコいいです。

 

#4 Something Undefined★★★☆☆

ヘヴィさを押し出したミドルナンバーです。サビもヘヴィながら哀愁が漂う感じです。

 

#5 Our Wasted Days★★★★☆

何かが始まりそうなリズム感のAメロから、盛り上がりとクサさのあるBメロに突入し、サビはコーラスワークもあり豪華な感じで高揚感があります。

 

#6 Cuts Like A Knife★★☆☆☆

ちょっと中近東っぽい雰囲気のある曲です。デスヴォイスも取り入れるなど、新しい試みが見られます。ただ曲全体としてはやや単調かな。間奏のギター速弾きやツーバスドコドコは格好いいです。

 

#7 End Of Our Rope★★★★☆

静寂とヘヴィさを繰り返すAメロ、そして徐々に盛り上げていくBメロ、そして盛り上がりのあるサビに繋がっていきます。

 

#8 Never Ending★★★☆☆

テンポ感の良い6/8拍子の曲です。サビはありがちなコードですが、格好いいです。

 

#9 One By One★★★☆☆

曲そのものは全体的にメロディアスながらそんなに盛り上がらない感じですが、感想の独特の浮遊感はクセになります。

 

#10 Deliverance★★★☆☆

ヘヴィでゆったりとしたミドルナンバーです。サビはやや地味ですが、コーラスとの掛け合いも含めて全体に雄大な雰囲気を出すことに成功しています。間奏のギターのネオクラ的雰囲気もまた良しです。余韻のある終わり方も良いですね。

 

#11 Fade Away★★★☆☆

ボーナストラックで、テンポ感の良いミドルナンバーです。特にサビは壮大な景色の広がるような雰囲気があり、気持ちが盛り上がります。

 

#12 Under The Ice★★★☆☆

ボーナストラックで、ヘヴィかつ珍しくスピード感があります。Bメロがクサく、サビもエモーショナルな感じがあります。