1912 (2011)
①クサさ ★★★☆☆
②高揚感 ★★★★☆
③衝撃度 ★★★☆☆
④演奏力 ★★★★☆
⑤構成力 ★★★★☆
⑥ジャケ ★★★☆☆
⑦満足度 ★★★★☆
ReinXeedの4thです。今までの高揚感が強くて明るい曲調に比べると、シリアスな曲が多いです。そういう意味ではちょっと期待とは違うかな、という感じも多いのも事実ですが、悪くはありません。そして後半になると彼ららしい曲が出てきて、より盛り上がりを増しますね。
#1 1912★★★☆☆
勇壮なミドルナンバー(間奏は速いですが…)です。爽やかながら少し憂いのあるサビが新鮮ですね。
#2 The Final Hour★★★☆☆
珍しく少し無機質な感じでハードな印象の曲です。サビはクサくなく、カッコいい路線。間奏のピロピロギターがややクサいです。
#3 Terror Has Begun★★★☆☆
テンポは早いのですが、サビのメロはゆっくり目です。全体にシリアスな印象です。
#4 Spirit Live On★★★☆☆
ちょっとDragonForceっぽいスピードナンバーです。しかしサビはシリアスな感じ。間奏もちょっとゆったりしたドラフォという雰囲気。
#5 Through The Fire★★★☆☆
やや悲壮感とシリアスさの強いスピードナンバーです。間奏は弾き倒しているし、コード進行も斬新ですが、やや唐突で不自然な印象かな。
#6 The Fall Of Man★★★☆☆
シリアス目なスピードナンバーです。終始勇壮ですが、サビはややクールな印象。メタルとしての曲の出来は非常に高いです。
#7 The Voyage★★★☆☆
やはりシリアスな曲。きっちり曲の構成ができていながら、奇抜すぎる曲にはなっていません。
#8 We Must Go Faster★★★★☆
サビのややクサくかっこいいリズム感とコード進行がミソですね。間奏もそれをなぞっていて聞いていて気持ち良いです。
#9 Challenge The Storm★★★☆☆
悲壮感のある曲ですが、サビは明るいです。少し違和感のあるところもありますがネオクラっぽい雰囲気のBメロといい、なかなか面白いです。
#10 Reach For The Sky★★★★★
これぞクサクサハイトーンスピードメタルですね。突き抜けるようなハイトーンと高揚感のあるサビが別格です(高すぎてハイトーンがやや細いですが…)。Bメロで毛色が変わっているのもいいところです。
#11 Farewell★★★★☆
ちょっと疾走一辺倒なリズムのスピードナンバーです。サビメロがやや弱いですが、じんわりと聴かせる系で、特にヴァースのメロディーがかっこいいです。ラストサビのハイトーンが重なるところも良いですね。
#12 Lost at Sea★★★★☆
短いですが壮大で、次の大きな始まりを予感させる、期待の高まる曲です。
#13 Reinxeed Alliance★★★★☆
久々に"らしい"、明るく高揚感に満ち溢れた曲です。リフはいかにもな北欧メタル疾走曲ですが、サビで一気に雰囲気が変わります。クサさもあり、本編ラストナンバーにふさわしい曲ではないでしょうか。
#14 Aces High★★★★☆
Iron Maidenのかの名曲のカバーです。原曲の方がよりソリッドな感じですが、疾走感とキラキラした感じがこちらも悪くないです。ラストのハイトーンは圧巻です。
#15 Pray for Japan★★★☆☆
日本のためのボーナス・トラックで、珍しくバラード調の曲です。クサさはあまりありませんが、じんわり聞かせる系で、悪くありませんね。
Majestic (2010)
①クサさ ★★★☆☆
②高揚感 ★★★★☆
③衝撃度 ★★★☆☆
④演奏力 ★★★★☆
⑤構成力 ★★★★☆
⑥ジャケ ★★★★☆
⑦満足度 ★★★★☆
ReunXeedの3rdです。前作に比べるとややハードロック調の曲が多く、そういう意味ではおとなし目のアルバムです。しかしサビはどれも高揚感に満ち溢れて明るいところは今までどおり。曲のクオリティも後半を中心に良いので、前作が気に入っていれば聞く価値ありです。注目どころはタイトルナンバーのちょっとプログレッシブな展開ですかね。
#1 Deep Under Sea★★★☆☆
オープニングにとって不足ない、開放感のある疾走ナンバーです。クサさこそ抑えめなものの、その明るさはトミーのクリアなヴォーカルと合っています。間奏のストリングスもいいですね。
#2 Invincible★★★★☆
名前の通り疾走リフ良し、Aメロかっこよく、Bメロややクサく、サビはキラーな無敵曲です。間奏もかっこよく、ラストのハイトーンも凄まじいです。
#3 Never Lie★★★☆☆
ハードロック寄りの曲です。ちょっとサビの盛り上がりに欠きますが、無難に良い曲ですね。
#4 Once Upon A Time★★★☆☆
6/8拍子でじんわりと聴かせる勇壮な良曲です。すごくインパクトに残るわけではないですが、繰り返し聞きたくなりますね。
#5 Melody Of Life★★★☆☆
すごくポップなギター/キーボードリフが印象的な曲で、全体としては明るく、良くも悪くも古臭いハードロック調の曲です。間奏はバリバリのスピードメタルになったりしつつ、いろいろ展開して飽きさせません。
#6 Atlantis★★☆☆☆
勇壮な6/8メタルナンバーです。力強いですがメロディーは地味めかな。
#7 Second Chance★★★☆☆
美しいスローテンポのハードロックナンバーです。間奏の伸びやかなギターソロは白眉。古臭くとも良いものは良いですね。
#8 My Paradise★★★★☆
スピード感のあるギターリフから始まる曲です。ヴァースでハードロックっぽくなりますが、サビでまた疾走感を増し、じんわりとクサいフレーズが出てきて、カッコいいです。
#9 Neverland★★★☆☆
美しく疾走感に溢れるスピードナンバーです。良いところもいっばいありますが、ちょっとギターが単調ですね。
#10 Majestic★★★★☆
なかなか複雑な展開の曲です。最初はミドルナンバーと思わせておいてスピードチューンになります。5分頃からの展開はアツいです。サビは爽やかなハードロック調です。
#11 Lightning Strikes Again★★★★☆
爽快感のあるスピードナンバーです。全体に明るく希望に溢れた曲ですが、何よりサビのクサさが注目どころでしょう。間奏も爽やかながら、サビ前で少しダークにすることでまたサビの高揚感を増しています。ラストサビはさらにハイトーンになるもののそのぶんちょっと不安定かな。
#12 Sword In Stone★★★★☆
テンポの速いハードロック感のある曲です。サビは異様にポップでキャッチーです。
#13 Forever Carry On★★★☆☆
疾走感が強くもポップ感の強い曲で、間奏の掛け合いの声など、ちょっとメタルな雰囲気ではないですね。しかし曲自体はいいので気になりませんね。ただちょっとギターの刻みが単調なのは気になるかな。
Higher (2009)
①クサさ ★★★☆☆
②高揚感 ★★★★☆
③衝撃度 ★★★★☆
④演奏力 ★★★☆☆
⑤構成力 ★★★☆☆
⑥ジャケ ★★★★☆
⑦満足度 ★★★★☆
スウェーデンのメロスピバンド、ReinXeedの2ndです。前作はバリバリ北欧スピードメタルを展開しながらもなにか今ひとつ足りない印象でしたが、今作はそういう曲もある一方で粒ぞろいの曲が複数配されており、満足感が大きいです。この透き通った高揚感こそ北欧メタルに求めてるものですよね。この調子でどんどん楽曲の充実をしてほしいものです。
#1 Haunted Mansion★★★★★
バリバリの疾走北欧メタルチューンです。メロディー良し、一部に陰りがありつつ、サビは明るいという曲全体の雰囲気よし、ハイトーン良し、キラキラキーボード良し、いいところづくめの曲です。素晴らしいオープニングナンバーです。
#2 Star Shine★★★★★
北欧ハードロック寄りの曲です。メロディーも美しいですが、サビの透き通ったポップ感は素晴らしいですね。最後のサビの唐突なハイトーンは謎ですが…笑
#3 Magic Still Remains★★★★☆
スリリングなキーボードリフの際立ついかにもな北欧メタルです。サビは明るくややクサ目です。間奏もテクニックを見せつけるというよりもクサさ重視ですね。
#4 Dragonfly★★★☆☆
勇壮な笛の音が響く曲です。悲壮感のあるサビはハイトーンも美しいですね。
#5 Higher★★☆☆☆
初っ端からhiGのハイトーンが炸裂。重厚なツーバスに軽めなギターが乗ります。ちょっとサビメロが弱いかな。
#6 Always Be There★★☆☆☆
珍しいミドルテンポの曲かと思いきや、サビは疾走します。やはりサビメロが弱いかなぁ。
#7 Reality★★★☆☆
明るい、光を感じる曲です。サビもコード進行はいかにも前向きでいい感じなのですが、やはりちょっとメロディーが琴線を避けて通るなぁという感じはあります。
#8 Dreams (Bonus Track)★★★★☆
ハモリの美しい北欧ハードロックナンバーです。これといった際立つメロディーがあるわけではありませんが、全体的に良いです。また最後のツーバスドコドコは盛り上がっていいですね。
#9 Light Of The World★★★☆☆
美しいバラードです。特にCメロの展開からのギターソロが盛り上がり、エモーショナルで良いです。
#10 Fantasia★★★★★
スピード感あふれるいかにもなクサクササビが素晴らしい曲です。リフはいかにもソナタ的なキーボードが目立ち、Aメロはハードロック的ですが、サビで突き抜けます。名曲。
#11 Heaven★★☆☆☆
3分に及ぶ壮大なイントロは映画音楽的なスケールを感じつつもいかにもキーボードによる薄っぺらな感じの音なので賛否は分かれそう。曲全体も9分と長尺ですが、冗長とまでは言わないにしても、インパクトのあるフレーズもなく、面白みはないかなぁ。
The Light (2008)
①クサさ ★★☆☆☆
②高揚感 ★★★☆☆
③衝撃度 ★★★☆☆
④演奏力 ★★★☆☆
⑤構成力 ★★☆☆☆
⑥ジャケ ★★★☆☆
⑦満足度 ★★★☆☆
スウェーデンのパワーメタルバンド、ReinXeedの1stです。現在はMajesticaの名義で活動していますね。
#1 The Light★★★★☆
高揚感とスピード感に満ち溢れたオープニング曲です。透き通るようなハイトーンが天にも登る感じを与えます。流石に最後の方のhihiB♭あたりは声が細くなってきていますが…。
ラストが急にフェードアウトするのはちょっと唐突で、もう少し余韻に浸りたい気もしますが。
#2 Legacy★★☆☆☆
キラキラした疾走ナンバーですが、メロディーが弱いかな。楽器隊のフックも足りないなも。
#3 Great Hall of ReinXeed★★★☆☆
少し悲壮感のある曲です。今回は疾走ばかりではなく、ヴァースで速度が落ちます。ピアノの音がいい味を出していますね。サビはやや弱めですが。
#4 Magic Night★★☆☆☆
ダークな感じの強い曲です。全体的に弱いかな。唐突に出るハイトーンなど、まだ曲の整理がついてない感じですかね。
#5 Eternity★★☆☆☆
哀愁漂う牧歌的なイントロから始まります。サビのメロディーは明るくてよいのですが、やや低めなのがテンションを下げますね。なんでAメロの方が音が高いんだ。
#6 Sherheny★★★☆☆
妖しげな雰囲気のリフに、やや渋めなメロが乗ります。サビ前のフレーズが臭くていいですが、サビは力強いものの、やや地味。間奏が美しいです。
#7 Northern Sky★★★☆☆
初期ソナタ系の北欧メタルナンバーです。サビはマイナー調です。間奏はちょっと軍隊音楽みたいですね。
#8 Kingdom Fall★★★☆☆
またまた疾走ナンバーですが、ちょっとくささが足りないかな。間奏の雄大な感じは悪くないですが。
#9 End Of This Journey★★☆☆☆
10分に及ぶ大曲です。しかし冗長なストリングスパートが多く、そんなに耳に引っかかる部分もないので、二度は聞かないかなぁ。
#10 Heavenly Fire★★★★☆
インストです。ネオクラ的ギターの速弾きがクサくてたまりません。いいですね。
Phoenix (2017)
①クサさ ★★★★☆
②高揚感 ★★☆☆☆
③衝撃度 ★★★★☆
④演奏力 ★★★★☆
⑤構成力 ★★★☆☆
⑥ジャケ ★★★★★
⑦満足度 ★★★★☆
Nocturnal Ritesの10年振りの新作にして9thです。この間にメンバーチェンジがあったようで、前作のキャッチーながらメタルとしてはライトめだったテイストがヘヴィになっています。一方で楽曲の充実度・キャッチーさは前作並みなので、前作が気に入った人はもちろんそうでない人も聞いてみてはいかがでしょうか。
#1 A Heart as Black as Coal★★★★☆
初っ端からヘヴィなリフに驚かされます。しかし内容はしっかり期待に答える出来で、特にサビは非常にクサく、ガッツポーズな曲です。
#2 Before We Waste Away★★★★☆
またヘヴィなサウンドです。またまたメロディアスな曲で、サビの合唱部分はまたまたクサいです。最後のサビにはバックにギターもメロディーを奏で始め、更にクサさが増します。
#3 The Poisonous Seed★★★☆☆
ヘヴィでダークな曲です。サビはツーバスドコドコ、メロディーの抑揚はありませんが、曲調には合っているかな。ギターソロもエモーショナルで良いですね。
#4 Repent My Sins★★★★☆
6/8拍子のミドルナンバーです。サビで一気に雄大雰囲気になり、クサくなるのがたまりません。ギターソロも前半は伸びやかで美しく、後半は技術を見せつけてきます。ラストサビ前のエモーショナルなハイトーンは胸を強く打ちますね。
#5 What's Killng Me★★★☆☆
ヘヴィながらメロディーあすな曲です。特に間奏のギターソロの旋律が素晴らしいです。
#6 A Song For You★★★☆☆
キャッチーながらやはりヘヴィな曲です。オープニングはスリリングですが、サビなどはむしろ哀愁がある感じで、特にラストサビのギターメロディーがそれを増幅します。
#7 The Ghost Inside Me★★★☆☆
ツーバスドコドコのスピード感のあるナンバーです。感想はその傾向が顕著で、ギターの旋律がクサいです。一方でサビでは一気に静かになるのが意外性があって良いですね。
#8 Nothing Can Break Me★★☆☆☆
ヘヴィで、ややインダストリな雰囲気も含んだ曲です。ただメロディーが全体的にやや地味かな。
#9 Flames★★★☆☆
一転して笛の音がオーガニックな感じのスローナンバーです。哀愁漂う曲調が彼ららしく、静動が効果的に使い分けられています。
#10 Used To Be God★★☆☆☆
ボーナストラックです。メタメタしたリフがかっこよく、サビは憂いを含みながら雄大な景色を見るような雰囲気があります。なんか似たような感じの曲ないかな?という印象なのが難点かな。
#11 Welcome To The End★★★☆☆
かっこいいピュアメタルな曲です。テンポ感がよく、サビは抑揚は控えめながらコーラスワークもあり、盛り上がります。間奏のギターもかっこいいですね。
#12 Before I Go★★★☆☆
ボーナストラックです。ピアノに載せた悲愴感あふれるバラードです。エモーショナルなヴォーカルが曲の魅力を引き出しています。
The 8th Sin (2007)
①クサさ ★★★★☆
②高揚感 ★★★☆☆
③衝撃度 ★★★☆☆
④演奏力 ★★★☆☆
⑤構成力 ★★☆☆☆
⑥ジャケ ★★★★☆
⑦満足度 ★★★★☆
スウェーデンのパワーメタルバンド、Nocturnal Ritesの8thです。タイトルは8番目のアルバムというのとキリスト教の七つの大罪をかけているのでしょう(シックスセンス的な意味で)。
とにかく冒頭2曲がキラーチューンであり、それらの評価でこのアルバムの評価が決まってしまうのではないでしょうか。個人的にはクリティカルヒットだったので、必聴アルバムだと思います。
その他の曲もキャッチーですが、メタル的衝動にはやや欠くのでストイックなメタルヘッズにはあまり受けないのかもしれませんね。
#1 Call Out To The World★★★★★
なんとキャッチーでクサいサビなのでしょう!ちょっと日本のV系にあってもおかしくない曲調な気はしますが、それをタイトな演奏と雄々しいヴォーカルでやられるとは!格好いいですね。久々に胸にぐっと来た一曲。
#2 Never Again★★★★☆
これまたキャッチーな一曲。イントロはちょっとダンスっぽい雰囲気を取り入れていますをメタルでもままあるコード進行ですが、やはり盛り上がりますね。Cメロやギターソロはもう少し盛り上がりがあってもいいかも。
#3 Not The Only★★★☆☆
じんわりと聞かせる系のスローナンバーです。サビもキャッチーですが、やや地味。ギターソロのほうがカッコよくていいかな。
#4 Tell Me★★★☆☆
最初は地味なスタートをしますが、内容はかなり力強い勇壮な曲です。ブリッジからクサく、コーラスの最後の「Tell me now」のところのメロディーがアツいですね。
#5 Not Like You★★★☆☆
アップテンポなメタルナンバー。珍しくイントロでツーバスドコドコが聴けます。Bメロのメロディーのコードへの重ね方がなんともクサいですが、サビは地味め。
#6 Leave Me Alone★☆☆☆☆
彼らにしては地味な曲ですね。こういうタイプの曲だとテクニックをあまり主張しない彼らの様なタイプだとちょっと聴き飽きするかも。
#7 Till I Come Alive★★★☆☆
ヘヴィなスローナンバーです。全体に地味めながらもサビはアツくてエモーショナル。
#8 Strong Enough★★★☆☆
メタル的要素は強めなのですが、サビでちょっとありがちなコードに頼り過ぎかな。メロが弱め。一方でどちらかというと楽器隊のほうが聴き応えがある一曲。
#9 Me★★★★★
ピアノに載せたバラードです。エモーショナルなヴォーカルが満喫できます。最後は女性ヴォーカルとのデュエットで目頭を熱くさせます。予想可能なメロディーであることを含め、良くも悪くも一般受けな曲ですね。大好きですけど。
#10 Coming Home★★★☆☆
ボーナストラックです。悪くはないのだが#2の下位互換という雰囲気はあります。ちょっとメロディーのインパクトに欠くかな。
#11 Pain & Pressure★★☆☆☆
本作の中ではかなりシリアスな曲です。彼らにキャッチーさを求めている向きには微妙かも。一方でメタル的シリアスさを求めている人には受けるかも、という曲ですね。もうちょい楽器隊が主張すれば化けたかも。
#12 Fools Parade (outro)★★★☆☆
ありがちなコードですが、インストに使うのは珍しいかな。ギターが暴れるのを聞くことができ、突然静かになるのもいい感じですね。
Grand Illusion (2005)
①クサさ ★★★☆☆
②高揚感 ★★★☆☆
③衝撃度 ★★★★☆
④演奏力 ★★★☆☆
⑤構成力 ★★★☆☆
⑥ジャケ ★★★★☆
⑦満足度 ★★★★☆
Nocturnal Ritesの7thです。前作まであったスピードナンバーは鳴りを潜め、全体にミドルナンバーで構成されています。しかし相変わらず全体の曲のレベルは高く、キラーチューンには欠くものの充実しているのがよく分かります。
#1 Fools Never Die★★★☆☆
比較的シリアス目なミドルナンバーですが、サビのメロディーはエモーショナルで聴き応えがあります。ここぎスピードナンバーではないのがこのアルバムの性格を象徴していますね。
#2 Never Trust★★★☆☆
キーボードがスリリングなリフから始まり、Aメロはオーセンティックなメタル。Bメロはアツい哀愁があり、サビはまたまたスリリングな感じ。盛り上がりもあります。
#3 Still Alive★★★★★
比較的アップテンポな曲です。サビはクサクサで盛り上がりがあり、たまりません。ギターソロもクサカッコいいです。
#4 Something Undefined★★★☆☆
ヘヴィさを押し出したミドルナンバーです。サビもヘヴィながら哀愁が漂う感じです。
#5 Our Wasted Days★★★★☆
何かが始まりそうなリズム感のAメロから、盛り上がりとクサさのあるBメロに突入し、サビはコーラスワークもあり豪華な感じで高揚感があります。
#6 Cuts Like A Knife★★☆☆☆
ちょっと中近東っぽい雰囲気のある曲です。デスヴォイスも取り入れるなど、新しい試みが見られます。ただ曲全体としてはやや単調かな。間奏のギター速弾きやツーバスドコドコは格好いいです。
#7 End Of Our Rope★★★★☆
静寂とヘヴィさを繰り返すAメロ、そして徐々に盛り上げていくBメロ、そして盛り上がりのあるサビに繋がっていきます。
#8 Never Ending★★★☆☆
テンポ感の良い6/8拍子の曲です。サビはありがちなコードですが、格好いいです。
#9 One By One★★★☆☆
曲そのものは全体的にメロディアスながらそんなに盛り上がらない感じですが、感想の独特の浮遊感はクセになります。
#10 Deliverance★★★☆☆
ヘヴィでゆったりとしたミドルナンバーです。サビはやや地味ですが、コーラスとの掛け合いも含めて全体に雄大な雰囲気を出すことに成功しています。間奏のギターのネオクラ的雰囲気もまた良しです。余韻のある終わり方も良いですね。
#11 Fade Away★★★☆☆
ボーナストラックで、テンポ感の良いミドルナンバーです。特にサビは壮大な景色の広がるような雰囲気があり、気持ちが盛り上がります。
#12 Under The Ice★★★☆☆
ボーナストラックで、ヘヴィかつ珍しくスピード感があります。Bメロがクサく、サビもエモーショナルな感じがあります。