Time To Be Free (2007)
①クサさ ★★☆☆☆
②高揚感 ★★★★☆
③衝撃度 ★★★☆☆
④演奏力 ★★★☆☆
⑤構成力 ★★★★★
⑥ジャケ ★★★★☆
⑦満足度 ★★★★☆
ex.Angra、ShamanのAndre Matosが自らの名前を関して始めたバンドの1stです。
クラシックの素養がある彼らしい作曲力・構成力を感じるし、捨て曲もほぼないのは素晴らしいですが、インパクトのあるキラーチューンに欠くのが惜しいですね。
AngraのAngels CryのCarry On・Evil Warning抜きでも好きな方にはおすすめ。
#2 Letting Go★★★★☆
クラシカルでいやがおうにも期待が高まるインストから続いて始まるスピードナンバーです。瞬間ですがhihiAまでだすアンドレのヴォーカルは健在。Bメロはクサクサで、間奏後のの「Letting Go...」のところもクサイです。サビのパンチは弱めで第二のCarry Onというほどではありませんが、なかなかので出しです。
#3 Rio★★★☆☆
やはり哀愁系のナンバーです。しかし全般的に印象に残りにくいなぁ。アウトロは少しダレるのでもう少し短く切っても良かったかも。
#4 Remember Why★★★★☆
間奏のピロピロギターがかっこいいです。ミドルテンポのパートは流石にアンドレのヴォーカルの魅力が活きてきますね。サビはじんわりとクサイです。最後のハイトーンハモリは圧巻ですね。
#5 How Long (Unleashed Away)★★★★☆
ハードロックよりの曲ですが、ノリがよく、心地よい曲ですね。彼のクラシックの素養は活きてこないタイプの曲ですが、こんなかっこいい曲もかけるのですね。
#6 Looking Back★★★★☆
ミドルテンポの曲ですが、サビの哀愁がたまりません。間奏の構成もよく、良曲ですね。
#8 Time To Be Free★★★☆☆
8分超えの長尺の曲ですが、これをダレずに聞かせられるあたりはアンドレの才能を感じますね。
#9 Rescue★★★☆☆
比較的ヘヴィな曲で、サビは疾走します。間奏の変拍子など、色々挑戦している感じはありますが、くささが足りないかな。
#10 A New Moonlight★★★☆☆
Viper時代の傑作A Moonlightの再アレンジ版です。イントロはともかく、全体に長さを感じさせない構成はさすがです。クラシックとメタルの融合の走りとしては素晴らしいですが、その後に沢山後続の傑作が出ているのでこの評価かな。