Crimson Thunder (2002)
①クサさ ★★★☆☆
②高揚感 ★★★☆☆
③衝撃度 ★★★★☆
④演奏力 ★★★☆☆
⑤構成力 ★★★☆☆
⑥ジャケ ★★★☆☆
⑦満足度 ★★★★☆
Hammerfallの4thです。前半はややテンポが抑えめなのもあり地味めな印象ですが、後半で一気に盛り上がっていく作品です。メタル的アツさはこれまでの作品にやや劣りますが、メロディーの美しさはハイレベルですね。
#1 Riders Of The Storm★★★☆☆
ヘヴィメタル的雄々しいコーラスと往年のハードロック的美しいハモリを合わせ持った曲です。オープニングを盛り上げるにはやや地味ですが、じんわりといい曲です。
#2 Hearts On Fire★★★☆☆
前曲と似た方向性の曲ですが、こちらの方がテンポ感は良いですね。やはりヴォーカルのハモリが美しいですね。間奏後の、ベースに載せた「Hearts On Fire!」を繰り返すパートはライブで盛り上がりそうですね。
#3 On The Edge Of Honor★★★☆☆
わりとリフがシンプルなスピードナンバーです。サビには相応の盛り上がりがあります。間奏後の「オ〜オ〜オ〜」のパートがジャーマンメタル的で良いですね。
#4 Crimson Thunder★☆☆☆☆
タイトルナンバーですが、かなり地味めなスローナンバーですね。これだとつい飛ばしちゃうかな。
#6 Trailblazers★★★★★
ハモリがクサくてスピーディーな曲です。間奏のギターソロも珍しくないフレーズですが、良いです。Cメロもクサフレーズ。サビでテンポを落とすのはややテンションが削がれますが、メロディーが良いので気になりません。
#7 Dreams Come True★★★★☆
美しいバラードです。アコギに載せていますが、途中からバイオリンの音も加わり、感動が増します。なんと言ってもサビの後半の盛り上がりが白眉です。
#8 Angel Of Mercy★★★☆☆
美しくも力強いメタルバラードです。間奏はややネオクラ的。前曲のインパクトには負けますが、無難に良い曲です。
#9 The Unforgiving Blade★★☆☆☆
正統派寄りのミドルテンポのメタルです。Bメロでややクサくなります。サビは雄々しいコーラスとともに力強さを強調します。
#10 In Memorian★★★★☆
インストです。伸びやかで心の琴線をかきむしるようなエモーショナルなギターを延々聞くことができるスローナンバーです。実に聴き応えがありますね。
#11 Hero's Return★★★☆☆
いいテンポ感の6/8拍子の曲です。勇壮さとメロディーの美しさを兼ね備えていて、アルバムの終わりを締めくくるに相応しい曲ですね。
