Ghostlights (2016)
①クサさ ★★★★☆
②高揚感 ★★★★☆
③衝撃度 ★★★☆☆
④演奏力 ★★★★☆
⑤構成力 ★★★★☆
⑥ジャケ ★★★★☆
⑦満足度 ★★★★★
Avantasiaの7thです。相変わらず楽曲の平均レベルが高く、どれが一番良いかと言われると迷う出来。様々なゲストシンガーもそれぞれ上手く、個性も出ています。前作までで気に入っている人は必聴ですし、一般の人にも入りやすい作品だと思います。
#1 Mystery Of A Blood Red Rose★★★★☆
キャッチーでクサさのある軽快なロックナンバーです。日本人なら誰でも琴線に触れそうな盛り上がる曲です。最後のサビは一音上がってなおさら良いです。
#2Let The Storm Descend Upon You★★★★☆
12分にも及ぶ大曲です。サビはキャッチーで、あぁ、こういうメロディーになってくれたらなぁ、という期待にしっかり応える感じになっていて○。あまり長い間奏で引っ張る感じではなく、自然に様々なメロディーに繋いでいく感じなので、長さをあまり感じさせません。
#3 The Haunting★★★☆☆
曲全体はクサそうでちょっと痒いところに手が届かない惜しい感じです。しかしギターソロはなかなかのクサさ。
#4 Seduction Of Decay★★★☆☆
ヘヴィでダークなメタリックサウンドです。サビはじんわりと聴かせますが、全体的にはやや地味めかな。7分という長さはちょっと冗長にも感じられるかも。
#5 Ghostlights★★★★☆
スピーディーなタイトルナンバーです。イントロの高揚感あるギターからして期待感を煽ります。サビはクサさはあまりありませんが、高揚感に溢れています。間奏のギターはややネオクラシカルです。Cメロはクサいです。
#6 Droconian Love★★☆☆☆
ミドルナンバーです。ハイトーンヴォイスとローヴォーカルが呼応するキャッチーなサビですが、全体的にはやや地味めです。
#7 Master Of The Pendulum★★★★☆
ダークな曲ですがらテンポ感はいいです。サビは盛り上がり、クサさと高揚感があります。リズム感も評価ポイント。
#8 Isle Of Evermore★★☆☆☆
バラードです。静かな曲調に笛の音が似合います。ちょっと地味めですが、女性ヴォーカルと男性ヴォーカルをうまく使い分けてますね。
#9 Babylon Vampyres★★★★☆
軽快なハードロック寄りのナンバーです。キャッチーで聴きやすい曲ですね。クサさはないですが、サビは高揚感があり、シンガロングしたくなる曲調です。ツインギターのギターソロも長く楽しませてくれ、なかなかいい感じです。
#10 Lucifer★★★★☆
半分まではピアノに載せた、静かなバラードです。かなり雄々しい声で熱く歌ってくれます。サビのハモリがなんともクサいです。後半はバンド演奏になり、テンポもアップします。
#11 Unchain The Light★★★★★
なんとも良い意味でヴィジュアル系っぽい雰囲気の曲です。メタメタしていないので幅広い層に受けそうな気がします。Aメロからじんわりと聴かせる感じで、サビでは大盛り上がりです。Cメロもギターソロもクサクサです。
#12 A Restless Heart And Obsidian Skies★★★☆☆
ミドルテンポのバラードナンバーですが、サビは非常に前向きで力強いです。普通に一般受けしそうな良曲です。最後にふさわしい曲ではないでしょうか。
#13 Wake Up To Tge Moon★★☆☆☆
ボーナストラックです。本編の曲に比べるとやや劣るかな、という印象ですが、ギターソロのあたりとかいい感じです。