Psychotic Symphony (2017)
①クサさ ★★☆☆☆
②高揚感 ★☆☆☆☆
③衝撃度 ★★★★☆
④演奏力 ★★★★★
⑤構成力 ★★★★☆
⑥ジャケ ★★★★☆
⑦満足度 ★★★★☆
ex) Dream Theaterのマイク・ポートノイらにより結成されたアメリカのプログレッシブメタルバンドによる1stです。最初はちょっとダレますが、その後はテクニカルで聞きどころの多い曲が並びます。ハイライトはやはりラストのインストですかね。
#1 God of the Sun★☆☆☆☆
初っ端から10分を超える大作です。しかし個人的にはかなり地味なオープニングかな。SEが多くてダレるかな。7分頃から3拍子が取り入れられはじめたり楽器隊のテクニックがアピールされ始めますが、それまでがちょっと長すぎる気がします。
#2 Coming Home★★☆☆☆
ヘヴィなミドルナンバーです。全体的に正統派ロック〜ハードロックのテイストが強いです。ギターソロはさすがのテクニックですね。最後のサビの裏のギターも良いですね。
#3 Signs of the Time★★★★☆
独特のリズム感のリフの曲で、全体にドラムがテクニカルなのが聞きどころです。5分頃からのギターピロピロも強烈ですね。
#4 Labyrinth★★★★☆
シンフォニックなスタートです。サビはキャッチーではありませんが、変拍子が面白いです。間奏はややスペーシーになったり新しい展開に写っていったり変拍子になったり新鮮です。これは9分でも飽きませんね。
#5 Alive★★★★☆
割と普通のバラード系の曲です。サビはキャッチーで良いですね。Cメロのところがやや臭くてなお良し。
#6 Lost in Oblivion★★★★☆
ややヘヴィで、テンポも速めの曲です。3分前のドラムソロからのギター・ベースユニゾンがかっこいいです。サビもややキャッチーでいい感じ。
#8 Divine Addiction★★★☆☆
オルガンの音が映えるややアメリカンな感じのミドルナンバーです。間奏はエモーショナルでいい感じです。随所にドラムのテクニックが光ります。ラストは味のあるキーボードソロで締めます。
#9 Opus Maximus★★★★☆
10分に及ぶインストです。妖し気な7拍子から始まり、その後もテクニカルな変拍子が続きます。2分頃からはなかなかクサいフレーズ。4分半頃のキーボード、ギター、ベースの速弾きユニゾンも息を呑みますし、7分頃のキーボードソロは複雑すぎてわけがわかりません。8分頃からまたクサくてエモーショナルな雰囲気になります。よくこんな壮大な曲を書けますね。終わり方もいい余韻があって満足感が得られます。