Shambara (2007)
①クサさ ★☆☆☆☆
②高揚感 ★★★★☆
③衝撃度 ★★★☆☆
④演奏力 ★★★★☆
⑤構成力 ★★★★☆
⑥ジャケ ★★★☆☆
⑦満足度 ★★☆☆☆
ヴィトール・ヴァイガの透き通った伸びやかな歌声は健在で、ギターもベースもなかなか聞かせてくれます。相変わらずの劇的というか、劇の中の挿入歌のようにSE的に入る音が多ったり小休止が入ったりして曲が長いのでやや聞き疲れはしますが。哀愁というかクサみがやや不足しているところは前作と同じですが、衝撃力は前作のほうが強かったかな。
解散したと思ってましたが2017年から活動再開してるらしいので次回作に期待。
#2★★★☆☆Heart Of The Gods
キラキラした幻想的なインストから一気にツーバスドコドコのイントロに入った段階でファンなら一安心というところでしょうか。前作のAnd Let The Show Beginほどのハイトーンではなく高揚感で劣りますが複雑な曲の構成といいEmerald Swordを思わせるサビといい、安定感があります。
#3★★★☆☆Expedition
ブラジル民族音楽的なイントロなのでそういう方向性かと思いきや一気にテンポアップ、ヘヴィで個性的なリフが奏でられます。爽やかなサビも良いですね。
#7★★☆☆☆shambara
このバンドにしてはかなりダークでヘヴィなリフから始まります。冷たいピアノの音もマッチしています。サビは壮大な感じで、じっくり聴かせる曲です。
#9★★☆☆☆Firewings
サビのフレーズが印象的に頭に残るバラードです。ヴァイガの声が美しいです。
#11★★☆☆☆Liberty
もはや一曲なのかわからんくらい複雑な構成の曲ですが、キャッチーでスピーディーなサビ、中途のクサいギターソロとテクニカルなベースソロ、劇的なフィナーレは聴きどころです。
#12★★☆☆☆Neo
まさかの影山ヒロノブとコラボレーションしている曲です。わかりやすいスピードメタルですが、もう少しクサさがほしいなぁ。しかし力強いヴォーカルは流石。