Holy Land (1996)
①クサさ ★★★☆☆
②高揚感 ★★★☆☆
③衝撃度 ★★★★★
④演奏力 ★★★★☆
⑤構成力 ★★★★☆
⑥ジャケ ★★☆☆☆
⑦満足度 ★★★★☆
ブラジルの至宝Angraの2ndです。
前作でもちらりと顔を見せていたラテン音楽要素を大胆に取り入れた作風は賛否両論ですが、個人的にはありです。全体的に前作よりややクサく、前作よりも各曲が充実しているのもあり満足度は高いです。ただタイトル曲からの3曲の流れはメタルとはとても言い難く、これが受け入れられるかがこのアルバムの好き嫌いを分けるかもしれません。
#2★★★★★ NOTHING TO SAY
ストーリー性のある幻想的・不穏なイントロから続くスピードナンバーで、ザクザクしたギターリフがテンションを否が応でも上げます。サビはクサイわけではないのですが癖になります。
#3★★★★☆ SILENCE AND DISTANCE
疾走曲の後に落とすのは前作と同じ流れですが、この曲は全体的にクサいです。サビは陽気でテンポもあるので飽きません。
#4★★★★★CAROLINA IV
これを語らずしてANGRAを語れない、ブラジル民族音楽とメロスピ、そしてクラシックの見事な融合です。息もつかせぬ展開とサビの優しい旋律が涙腺を刺激します。
#8★★☆☆☆Z.I.T.O
今作一ストレートなスピードメタルナンバーです。ただ個人的にはサビが弱く、クサさも足りないかも。リフもちょっと単調。