メタルもいろいろあるけれど

メタルを中心とする音楽に関して書くブログです。

Moonglow (2019)

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①クサさ ★★★☆☆

②高揚感 ★★★★★

③衝撃度 ★★★★☆

④演奏力 ★★★★★

⑤構成力 ★★★★☆

⑥ジャケ ★★★★★

⑦満足度 ★★★★☆

 

Avantasiaの8thです。相変わらず全体のクオリティは高く、中盤ややダレるものの、それらの曲も凡百のバンドでは作れないレベルのものです。高揚感やクササに満ちた曲がやはり多く、なんか聴いたことがある感がありながらも良いものは良いです。

 

#1 Ghost in the Moon★★★★☆

爽やかなハードロック寄りの曲です。サビのコーラスが重なる部分は彼ららしく豪華で高揚感に満ちています。Cメロはそれほど際立つところがありませんが、その後のギターソロの盛り上がりはやはり格別です。音そのものというよりアレンジがいいですよね。

 

#2 Book of Shallows★★★☆☆

ヘヴィでノイジーなメタル感の強い楽曲です。サビもツーバスドコドコですが、こんな曲でも全体にキャッチーなテイストなのは彼ららしいです。Cメロは珍しくややブルータルな雰囲気です。

 

#3 Moonglow★★★★☆

タイトルナンバーです。サビのコード進行はややありがちなものですが、メロディーラインがちょっと予想の上を行ってクサいです。コンパクトにまとまっていて聴きやすいのも○。

 

#4 The Raven Chiild★★☆☆☆

本作一番の大曲です。静かなパートと豪勢なパートが交互に来ます。しかし彼らにしてはちょっと印象に残るフレーズに欠くのが弱点かな。やや冗長さを感じてしまうところもあります。

 

#5 Starlight★★★☆☆

アップテンポな曲です。ややサビメロがのっぺりしてるかな、という気はしますが、Cメロは期待に答える感じです。

 

#6 Invincible★☆☆☆☆

静かなバラードです。ちょっと印象に残らないかなぁ。

 

#7 Alchemy★★☆☆☆

前曲からシームレスに続く曲です。かなりヘヴィな感じですがらわりあいとシリアス目でキャッチーさには欠きます。

 

#8 The Gates of Dawn★★★☆☆

イントロのキラキラしたキーボードからしてキャッチーなスピードナンバーです。サビは意外とマイナー調でクサさは控えめですが、メロディーは頭に残りやすいです。ギターソロも高揚感に満ち溢れています。

 

#9 Lavender★★☆☆☆

クリーントーンのギターリフが郷愁を誘う曲です。サビがクサくなりそうで全然ならないところが難点ですね。

 

#10 Requiem for a Dream★★★★☆

高揚感にみち満ちたスピードナンバーです。リフからして期待をあおり、ヴァースは予定調和的に良く、Bメロもインパクト大でややクサ、コーラスは非常に高揚感を煽ります。

間奏のベースソロもカッコいいです。その後のCメロも伸びやかで、hiF#のハイトーンが心にぐっときます。

 

#11 Maniac★★★★★

ちょっと全体的にヴィジュアル系っぽい曲です。サビもそんな感じですが、とにかくクサいです。ツボを押さえてますね〜。本作中一番のキラーチューンかも。

 

#12 Heart★★★☆☆

ボーナストラックです。これも高揚感が強く、本編に入れても遜色のない出来。

 

 

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