Burning In Hell (2004)
①クサさ ★★☆☆☆
②高揚感 ★★★★☆
③衝撃度 ★★★☆☆
④演奏力 ★★★☆☆
⑤構成力 ★★★☆☆
⑥ジャケ ★★☆☆☆
⑦満足度 ★★★☆☆
ブラジルのパワーメタルバンド、Burning in hellの1stです。南米のDragonforceと言われることもあるくらいスピードナンバーで攻めるバンドですが、本作では若干の実力不足と楽曲の練りの甘さが見られます。
#1 Freedom★★☆☆☆
最初からぶっ飛ばしている曲です。高揚感は高いですが、臭さがやや不足しているかな。まぁでも聞いていて気持ちいいですね。
#2 Shadows Of The War★★☆☆☆
サビは高揚感がありますが、メロディーラインが今一歩かな、と思います。あとは全体的に冗長な感は否めませんね。
#3 The End Of The World★☆☆☆☆
イマイチ臭さが足りません。ダークな曲調にしては軽すぎるしなぁ、と思ってしまいます。
#4 Forever I'll Be Here★☆☆☆☆
3拍子のメタルです。これもクサさや高揚感に欠くのですよね。間奏のバッキングのギターやベースはかなり頑張っていたりするのですが。ヴォーカルもHiFまで出していますがなんとなく不安な感じ。
#5 Slave Of Darkness★★★★☆
Aメロのベースプレイは凄まじいです。サビは豪華なコーラスワークが魅力で、クサさもあります。ギターソロもやや不安感ありながらもクサいプレイを見せてくれます。
#6 Welcome To The Battle★★☆☆☆
コードとかは結構クサかったりするのですが、イマイチメロディーにクサさが足りないんですよね、惜しい。
#7 Last Of The Dragons★★★☆☆
サビは高揚感に満たされ、伸びやかで美しいです。ほかはやや地味ですけど。
#8 Sheding Bloody Tears★☆☆☆☆
壮大でゆっくりなイントロですが、結局はスピードメタルになります。でも内容は地味かな。
#9 World Of Illusion★★☆☆☆
つなぎの曲です。
#10 Brave Warriors★★★★☆
劇的速弾きから始まる曲です。明るい曲調は高揚感を高めます。間奏は長くそれでいてきっちりクサいので良いですね。まだメロディーラインに伸びの余地はある気がしますが、いい曲ですね。
#11 The Battle Will Begin★★★☆☆
つなぎの曲です。勇壮感と繊細さが両立しています。
#12 Holy Wars In The Sky★★★★☆
またまたイントロからピロピロ炸裂です。Bメロがいい感じにクサく、サビも高揚感とクサさを両立しています。ベースも目立つところがあって良いですね。
