Wages Of Sin (2001)
①クサさ ★★★☆☆
②高揚感 ★★★☆☆
③衝撃度 ★★★★☆
④演奏力 ★★★★☆
⑤構成力 ★★★☆☆
⑥ジャケ ★★★☆☆
⑦満足度 ★★★☆☆
スウェーデンのメロデスバンド、Arch Enemyの4thです。このアルバムで特筆すべきはやはりそのヴォーカルです。性別を超越したアンジェラ・ゴソウのヴォーカルはときに攻撃的でときに淡々と、時に叙情的ですらあります。どの曲も間奏には安心のギターソロタイムがあり、デスメタルが苦手な向きにも聞きやすい仕様です。特に冒頭4曲あたりは聴きやすいです。
#1★★★★★Enemy Within
冒頭から盛り上がる、徐々に疾走感を増していくフレーズは悶絶クサメロディへと繋がる…デスメタルへのイメージを一変させた一曲です。カッコイイし、なによりクサい。
#2★★★☆☆Burning Angel
ギターソロがクサいです。最後のギターの盛り上がりも良いです。
#5★★☆☆☆Savage Messiah
もったりした曲ですが、サビのフレーズがどうも耳に残ります。叙情的なギターが哀愁を醸し出します。
#9★☆☆☆☆Behind the Smile
かなりダークな曲ですが、後半のギターソロは明らかにクサいです。
#10★★★★☆Snow Bound
幻想的でどこか牧歌的な笛の音とギターの音が交錯するインストです。なかなかにくさくて良いです。もはやデスメタルどころかメタルですらないですけどね。
#11★★★☆☆Sahadows And Dust
格好いいし、ブリッジではなかなかのクサさを見せてくれる一曲ですが、ちょっとヴォーカルが楽器隊から浮いちゃっている感じがします。リズムがあってないのかな。